こんにちは、おはしです!
難聴者は特定の音が聞こえなかったり、会話の聞き取りが難しかったりするので、仕事中に困る場面がたくさんあると思います。
私は現在小学校で教員をしているのですが、中等度感音性難聴で、やはり仕事中の困りごとが多いです。
いろいろとありますが、今日はその中から、「小学校の授業中」に困ることを書いてみようと思います。
小学校で学級担任をもつと、基本的にはクラスの子ども達に一人で全ての科目を教えます。(学校や担当する学年によって分担する場合もあります。高学年には音楽専門の先生がいる、という学校は多いのではないでしょうか。音楽以外でも、理科や図工、体育などを担当してもらえることもあります。)
国語、算数、理科、社会、体育、音楽、図工、道徳、外国語、などなど…毎日5~6時間ノンストップです。
教員としては一番大事にしたい時間なのですが…授業中に一番困るのが、子ども達の発表。
そうです。聞き取れないんです😭😭😭
小学校の教室はだいたい7m×9mくらいの大きさが一般的です。
仮に30人の子どもたちのクラスで授業をするとして、自分が黒板のそばに立っていれば、子ども達との距離は、座席が前列の子とは約1~2m、後列の子とは約5~6mくらいでしょうか。
補聴器で音を拾うには厳しい距離です。
それに加え、大きな声ではきはき話せる子どもばかりではありません。
早口な子、地声が小さい子、緊張してささやくようにしか話せない子、甲高い声で叫ぶように話す子、いろいろです。
科目によっても聞き取りやすさが変わってきます。
算数のように、答えが一つに決まっているものは比較的聞き取りやすいです。
答えにたどり着くまでの道のりや、つまずきやすい箇所もある程度予想できるので、聞き取りにはそれほど困りません。
問題は、国語や道徳で自分なりの意見を発表してもらう時、物語の感想や作文、絵日記を読んでもらう時、学活でクラス内の問題について話し合う時など…発表の内容が予想できません。
特に低学年の子たちは突拍子もないことを言い出すことがよくあります。言葉のつかい間違いや、うまく文章にまとめられないこともしばしば。
そういうところもかわいかったりするのですが、どうにも聞き取れない。
静かな状況でもそうなので、少しでも物音がしたり、他の子の話し声がしたりするともうお手上げです😂
というわけで、私は授業中子ども達の周りを歩き回りながら、発表する子の真横へ行って聞いてます!笑
ノートやプリントに書いてくれているときはがっつり見ます!
それが一番確実。
ひたすらしゃべって聞いて動き回っての6時間。へとへとです。
さらに休み時間には子ども同士のトラブルの聞き取りをすることもあります。
雑談をしに来てくれる子達も多いのですが、聞き疲れている時には少し休ませて~と思ってしまったり…😭
書いてて疲れてきました(笑)思い出し疲れって言葉はそういえばないですね。
そんなハードな1週間を乗り切るためには、心身の調子を整えることがめちゃくちゃ大事です!
残業が多いと言われるこの仕事ですが、私はできるだけ早く帰って体を休めるようにしています😂
きっと快く思っていない方もいると思います。でも、あの先生は難聴だから、と子ども達に我慢させたり、体調を崩して子ども達に迷惑をかけたりしたくありません。
…っていうのは建前で、ほんまに体がもたん!!!😂
愚痴のようになってしまいましたが、もちろん楽しさもやりがいもある仕事です!
これから教職を目指そうかな、と考えている難聴の方がいらっしゃったら、参考にしていただけると幸いです。