難聴 生活への影響

こんにちは、難聴の教員、おはしです。

子どもの頃は軽度難聴、現在は中等度難聴で、障がい者手帳はもっていません。

手帳を持っていないんだから生活に困らないかといえば、そんなことはありません。

比較的軽い症状の難聴者でも、日常生活にこんな影響があります。


•必要な音が聞こえず、社会生活に影響を及ぼす

電話、グループワーク、会議が苦手。

聞き間違いや聞き逃しが多いため、報連相がスムーズにできない。

自分は仕事ができないと思う(思われる)。

•危険を察知する能力が低下する

自転車のベルやブレーキ音、走行音が聞こえにくい。

気付けば近くに人がいることがあるのでこまめに周りを確認する。

状況によっては車のクラクションが聞こえないこともある。

•家族や友人とのコミニュケーションがうまくいかなくなる

家族や友人だからといって難聴のことを全て理解してもらえるわけではない。

接する時間が長いので聞き返す回数も桁違い笑

イライラさせてしまうこともある。

「わからないことは聞き返してね」と言ってくれる人でも、忙しい時には「もういいよ」となる。

•自信がなくなる

聞き取りに時間がかかると、その後の思考や作業にも影響する。

周りの人が自然とできることができずに落ち込む。

•認知症発症のリスクが高まる

これは衝撃的。

軽度•中等度難聴でも、健聴の方に比べ、認知症になるリスクが2~3倍になるらしい。

脳に入ってくる情報が少なく、音声を処理する部位が衰えるからだそう。

•社会的に孤立し、うつ状態に陥ることもある

聞こえない→聞こえていなくても相槌を打ったり、愛想笑いをするようになる→疲れる→会話を避けるようになる→話しかけられなくなる→孤立する→うつ状態になる

おはしは全部経験済みです😂

成人するまではそれなりに自分に自信がありました。

20歳を越えてから自信がポキポキ折れて粉々になり、風に吹かれてとんでいきました。

そんな状態が続くとうつのような状態になります。

そして元々自分はそういう性格だったんだと錯覚します。

ですが、実は難聴の影響が大きい。

身近に難聴者がいる方にも知ってもらえると嬉しいです。

ではでは~

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